おはようございます!
アーユルスパ 荻原です。
すっかり寒くなりましたね。今朝はうちのとなりの畑には霜柱が立っていました。
私は最近風邪気味で味覚がイマイチ。
主人は久しぶりの口内炎で、
「お互い健康管理に気をつけていかないとね〜」と、
お腹に優しめの野菜のスープなどで体調を整えています。
皆さんも風邪はひかれてないですか?
アーユルヴェーダでは体質別に風邪にもタイプがあるのですが、晩秋から冬にかけてのこの季節はヴァータ(風の要素)が悪化しやすいといわれています。
ヴァータが悪化することで風邪の症状を引き起こすと考えられているのです。
今回はこのヴァータの風邪について書いてみますね。
■アーユルヴェーダからみた風邪とは
一般的には風邪は、体力が落ちているときにウイルスに感染して体内の炎症によって引き起こされるといわれていますが、
アーユルヴェーダの視点でみると、食べすぎによる消化不良や胃腸への負担によって様々な器官にアーマ(毒素)が蓄積することが原因ともされています。
食べすぎると消化のためにエネルギーを大量に使わないといけないため、体内にウイルスが進入したとしても防衛するための働きが十分にできないのですね。
そのうちに、咳や鼻水、鼻詰まりや頭痛など、体が解毒をさせようとする症状が現れてきて、さらに悪化すると、それらを退治するために熱を出していきます。
■風邪かな?と思ったら
食べ物の消化のために体のエネルギーを使ってしまうので、「あれ?ちょっと風邪っぽいかも」と思ったら、無理に栄養をつけようとしてたくさん食べてしまうのではなくて、食事を減らして体内の熱をウイルスを退治するために使っていくと良いですね。
そして、ヴァータの悪化を防ぐためにヴァータの
「軽・動・冷・乾・不規則性」
の性質と反対のことを意識して生活していくとこの季節を元気に越えていけそうです。
○十分な休息を取る
○体を温める
○食事を減らす又は絶食する
○生活リズムを整える
などなど。
食事は減らした方が良いですが、飲み物は大丈夫なので、白湯、ショウガやシナモンを入れたお茶や本葛を使った葛湯など、体を温めるものがオススメです。
私も昨日は半身浴で汗をかき、食欲の秋をちょっぴり反省しながら、熱い生姜湯をすすって早めに休みましたよ。
皆さんも年末年始に向けて食べ過ぎ飲み過ぎには気をつけてくださいね!
冷えてこわばったり、弱くなりがちな消化の火を元気にするのにアーユルヴェーダのトリートメントはとってもお勧めです♪
この季節はホットストーンも大人気!
この記事へのコメントはありません。