おはようございます!
アーユルスパ 荻原です。
昨日朝起きると、子供が真っ赤な顔をしていました。熱を計ると38.9度。
「インフルエンザかも~>_<」と思い、病院で検査をしたら、マイナスが出てホッとしました。
周りではチラホラと、「うちの子のクラスは学級閉鎖になったんだよ」とか、「予防接種はどうしよう」とか、インフルエンザの話が出てきています。
アーユルヴェーダにはインフルエンザについての括りはありませんが、ウイルスに感染しにくい体を作ることや代謝や消化の力を高めて免疫力を上げていくことが健康な日々を送る上でとても大切と考えられています。
「熱がでる」のは、ドーシャのバランスが崩れて複合的にエネルギーが崩れた結果なので、
身体のバランスを整えることが、インフルエンザ予防のためにも、もし罹ってしまったとしても、大切になる考え方になりますね。
インフルエンザは喉や気管支、肺などで増殖するため、咳や呼吸などに問題が出やすいものですが、これを整えるのに一役かってくれるのが【ショウガ】です!
■ショウガの効果
ショウガはアーユルヴェーダ的にみて、
消化力をアップし、消化を促進するのに最も優れたスパイスの1つと言われています。
はちみつをプラスするとカファを落ち着かせ、
岩塩をプラスするとヴァータを沈静化し、
氷砂糖をプラスするとピッタを整える、
万能なハーブなのです。
生ショウガに多く含まれる成分
「ジンゲロール」には、殺菌や解熱、咳止め、発汗、末梢血管拡張効果などがありますが、生のままのショウガには実は温め効果はないのです。
生ショウガを加熱すると、「ジンゲロール」はだんだんと「ショウガオール」という成分に変化します。
この「ショウガオール」に温め効果があり、血管を広げ、冷えを改善したり、消炎鎮痛効果などがあります。
なので、温めのためには生ショウガは加熱して使ってくださいね。
また、ドライジンジャーは体質を選ばないとても優れたスパイスです。
特に呼吸器系に有効で、消化や代謝を促進して体内の滞りを取り除き、血流を良くしてくれます。
上手に取り入れていきたいですね。
簡単にできる、生とドライ、それぞれのジンジャーティーの作り方をご紹介します!
☆生ショウガ茶
○生ショウガ 中サイズ1コをタワシで洗い、汚れがとれたら、皮付きのままマッチ棒状に切ります。
○鍋に3カップの水とショウガを入れて中火にし、煮詰まって水が減ってきたらお湯を足す。(このとき足すのは水ではなくてお湯が良いです。急激な温度変化は質の変化につながりますー)
○20〜30分するときれいなショウガ色に。
そのまま飲んでもよし、甘みが欲しい時はきび砂糖や黒糖などお好みで。
☆ドライジンジャーティー
○ドライジンジャーパウダー、小さじ1とシナモンスティックをいれたカップにお湯を注ぐだけ!
チョット体が重いかな、胃腸がもたれてるなあ、鼻がつまり気味、
なんて時にはとってもオススメです。
どちらもとても簡単ですが、体の芯がじんわひと温まりホカホカしてきますよ。
まだまだ寒さはこれからなので、体の中も外もしっかり温めながら、冬を乗り切ってくださいね!
さらにアーユルヴェーダのオイルマッサージで温め&デトックス&ビューティーも♡
アーユルスパは年末28日まで、年始は1月5日から営業しております!
年末年始の食べ過ぎ飲み過ぎ、冷えて滞りがちなお身体を整えにお越しくださいませ!
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